我が家では、毎年元旦の初風呂は「日本酒風呂」を楽しんでいます。実は入浴剤としても使用できる日本酒。お風呂に入れて大丈夫?酔わないの?と思われるかもしれませんが
アルコールが苦手で一切、お酒は飲めない私ですが今まで一度も酔ったことはありませんし、肌が荒れることもありませんでした。日本酒の効果で肌もしっとり、身体もすごく温まるので、寒くて乾燥する冬にはとてもおすすめですよ。
もくじ
・日本酒の選び方
・日本酒風呂のよいところ
・使用する日本酒の量はどれくらい?
・日本酒風呂の入浴法
・日本酒風呂で注意したいこと
日本酒の選び方
お風呂に入れる日本酒は、高価なものでなくても大丈夫です。飲み残しでも問題ありませんが、アミノ酸を多く含む「純米酒」と呼ばれる、原材料に「米、米こうじ」と書かれたお酒を選ぶとよいでしょう。
日本酒に含まれるアミノ酸は、美容によい成分が含まれており、天然保湿因子やコラーゲンを生成することが多くの研究で明らかになっています。乾燥からくるお肌のかゆみや女性に大敵のシワやたるみにも効果がありそうですよね。
日本酒風呂の良いところ
☆アミノ酸による美肌効果
☆こうじ菌による美白効果
☆日本酒の成分による血行促進効果
☆日本酒のマイナスエネルギー浄化効果
美肌、美白、血行促進、浄化効果もあるなんて良いこと尽くしの日本酒風呂。
早速、今晩のお風呂で試してみたくなりましたね。
使用する日本酒の量はどれくらい?
お好みになりますが、お風呂のお湯 約200リットルに対し、300~500mlが適量です。最初は、コップ1杯程度でも大丈夫です。私は、たいてい300ml程度の量で楽しみます。
日本酒風呂の入浴法
お湯の温度は、冬場は40~41度前後のお湯をおすすめします。夏場は、38度前後がよいでしょう。
日本酒風呂には血行促進作用がありますので、とてもよく温まります。健康な方は、肩までしっかり浸かる全身浴を10~15分ほど行うとよいでしょう。疲労回復効果も期待できます。温まりが足りないと思われる方は、最後の1~2分だけ追い焚きをして温まりを実感すると満足できるでしょう。最初からお湯の温度を上げすぎると、身体への負担も大きいですし、心身が興奮してしまうためリラックス効果が得られずおすすめできません。
日本酒風呂で注意したいこと
アルコールを全く受けつけない私でも日本酒風呂は、問題なく入浴できます。日本酒を500ml使用した時も体調が悪くなることはありませんでした。皮膚から日本酒の成分を吸収するのですが、吸収しすぎることはないためと思われます。
しかしながら、これには個人差がありますのでアルコールに弱い方や妊婦さん高齢の方は十分ご注意ください。最初は少量から始め、様子を見ながら入浴するようにしましょう。また、小さなお子さまはできるだけ避けるようにしましょう。
いくらお酒が好きな方でも、日本酒入りのお風呂の湯を飲むこともおすすめできません。あくまで入浴剤としてお楽しみくださいね。
ちょっと贅沢な日本酒風呂。週末のリセットタイムに、美肌つくりに。
外出できず物足りない日は、おうち風呂で楽しんでください。
chiho.hosiyama ハーブ&バスセラピスト
入浴で身体を温める大切さを伝えるバスセラピストとして、植物の活用を広げるハーバルセラピストとして活動中。また、恵みの湯ハーブ農園にて農薬を使用せず様々なハーブを栽培しています。