より良い眠りのための入浴法

より良い眠りのための入浴法

快眠入浴法 良い眠りのための入浴法

新しい季節を迎え、今までとは違った環境での生活がスタートした方も多いと思います。
環境の変化にともない、心身ともに緊張されている方も多いのではないでしょうか。
今回は、心身の緊張を解きほぐし、良い眠りへ誘う、入浴法と入浴後の過ごし方をご紹介します。

 

ノンレム睡眠とレム睡眠 

さわやかな朝を迎えるためには、質の良い睡眠がとても大切です。
睡眠には、ノンレム睡眠(脳のための睡眠)とレム睡眠(身体の睡眠)があります。

入眠時には、まずノンレム睡眠が現れ、続いて1時間から2時間ほどでレム睡眠に移ります。
以後、二つの睡眠を90分サイクルで交互に繰り返しますが、大切なのは最初のノンレム睡眠の90分。ここの眠りをいかに深い眠りにするかがポイントとなります。

それには、お風呂に入るタイミングも大きく関わってきます。

 

お風呂に入るタイミングと快眠入浴法

人は体温が下がり始めるときに眠くなります。よって、就寝時間の2時間前には入浴を始めると良いでしょう。

入浴の際は、40℃前後のお湯に1015分間 浸かるリラックス入浴を心がけます。
この時、熱めのお湯に浸かってしまうと元気信号でもある交感神経が高くなり、眠りを遠ざけてしまいます。

40℃のお風呂で温まりが足りないときは、最後の1~2分だけ追い焚きをして、温まり感を高めるのも良いでしょう。20分以上の長風呂も避けた方がよいです。

 

入浴後の過ごし方

そして、お風呂あがりは急に身体を冷やさないようにするのもポイントです。
脱衣所を温めておく、浴室内で身体についた水滴を拭きとるなど、体温低下を避ける工夫をしましょう。

お風呂あがりは、リラックス感を高め入眠を促す作用をもつ、カモミールやペパーミントのハーブティーで水分補給をすることをおすすめします。粘液質※のあるハーブと合わせて、のどの潤いもカバーしていきましょう。

※多糖類から成る水分を吸収すると膨張し、オクラのようにねばねばとした性質のこと

また、入浴後はビタミンCやミネラルも不足するため、ローズヒップやネトルなどビタミンやミネラル豊富なハーブとのブレンドもおすすめです。

 

お風呂のあとにおすすめのブレンドハーブティー

ハーブティー リラックスブレンドティー

カモミール×リンデン×カレンデュラ

カモミール×ペパーミント×マロウブルー

レモンバーム×ペパーミント×ネトル 

ダンディライオン×ローズヒップ×パッションフラワー

このブレンドを参考に
ご自身の好みで、ブレンドを調整してみるのも楽しいですよ。

朝の光 目覚め

ほんの少しの気遣いで、眠りの質が大きく変わります。
明日も元気に過ごせるよう、お風呂と睡眠の時間を大切にしてください。

 

 

CHIHO.hoshiyama ハーブ&バスセラピスト®
ハーバルセラピスト バスセラピスト chiho

岐阜各務原にある創業25年の風呂屋「恵みの湯」で人気の岐阜産”伊吹薬草湯”に自身の不調を支えられた経験より、日本古来から伝わる植物浴の素晴らしさを多くの人に実感してもらいたいという想いからHERB&BATHプロジェクトを始動。
入浴で身体を温める大切さを伝えるバスセラピストとして、植物の活用を広げるハーバルセラピストとして活動中。また、自社ハーブ農園にて農薬を使用せず様々なハーブを栽培しています。

温泉入浴指導員
温泉ソムリエマスター     
JAMHA認定ハーバルセラピスト
JAMHA認定ハーブ&ライフコーディネーター
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター
JAPHY認定 ハーブティーソムリエ
ouchi de aroma アロマスイーツバスボム認定講師

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