こちらのコラムでは自分らしくナチュラルに、楽しく暮らすためのヒントをお伝えしています。
寒くなってきて柑橘類が出回るようになってきました。
さっそく我が家には、ご近所さんからみかんがたくさん届きましたよ。
(実際は写真の3倍ありました。笑)
冬は、同じようにみかんをたくさん頂く方も多いのではないでしょうか?
嬉しいですが、なかなか食べきれない・・・そんな時は長く楽しめるジャムにしちゃいましょう!
畑で採れたみかんは、市販のものと比べると大きさもまちまち、見た目もきれいとは言い難いですが、皮をむいてみると薄皮も柔らかくとっても美味しいみかんでした。
ちょっともったいないかな?と思いつつも、半分にカットしてミキサーに入れ、何度かに分けてしっかりとつぶします。
たっぷりのみかんジュースができました。
もちろん、このまま飲んでも美味しい!
できたてのみかんジュースをグラス1杯分飲んでホッと一息、残りはジャムにしていきますよ。
今回、みかんの量に対して、半量のてんさい糖を加えました。
上白糖に比べて天然のミネラルやオリゴ糖なども含まれており、おなかに優しいコクのある甘さになります。
少しずつ加えて混ぜながら、中火でコトコト・・・。
ジャム作りは、この作っている過程がとても癒されるんですよね。
コトコトと煮込んでいる時、みかんの甘い香りが部屋に立ち込めて、なんとも言えない幸せな気分になります。
焦げないように時々かき混ぜながら、途中でアクをすくいましょう。
とろっとしてくるまで水分を飛ばす、この煮詰める時間は、とてもゆっくりしたまどろむような気持ちになります。
好きな音楽を聴きながら待ってもいいし、キッチンをいつもよりきちんと拭き掃除してもいいし、ジャムができあがるまで、甘い香りの中で身の回りのことをするのも楽しいですよ。
ツヤツヤと綺麗なジャムができあがりました!
完成したら煮沸したビンに詰めてあら熱を取って冷蔵庫へ。
タッパーなどに入れて小分けにしたら冷凍もできます。
さっそく、ナッツと一緒にヨーグルトに入れて食べてみました。
甘酸っぱくてとろんとしてて、甘味が凝縮されていて美味しい!
色合いもとても綺麗ですよね。
小麦麦芽のクラッカーにクリームチーズとみかんジャム、最後にちょっとブラックペッパーを振っておやつにも。
甘いジャムにスパイスをきかせるのも、大人の味わいになりおすすめです。
他にも、お湯や炭酸水で割ってドリンクとして飲んだり、トーストにバターと一緒に塗って食べても美味しいですよね。
ジャムっていろんな食べ方ができるので冷蔵庫に一つあると重宝します。
みかんジャムはみかんとお砂糖だけで簡単にできるので、手軽で嬉しいですよね。
みかんを食べた時やジャムにした時に余った皮、みなさんどうしていますか?
皮も捨てないで!
むいた皮は数日天日で乾かして、その後細かくちぎって「陳皮(ちんぴ)」として利用できますよ。
陳皮を目の細かいネットに入れて、お風呂にドボンと入れると優しい香りに包まれて、とてもリラックスできます。
天然の入浴剤ですね。
みかんって、全部を丸ごと、しかも簡単にいろんなものに使えるんです。
ぜひおうちでみかん丸ごと、試してみてくださいね。
オゼキカナコ
岐阜県各務原市を中心に活動する店舗運営アドバイザー。
まちを楽しむ人たちの地域コミュニティ「かかみがはら暮らし委員会」委員長。自分らしい生き方を見つけ、考え、伝えていく活動をしています。
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